サプリメントで栄養補給｜メリットとデメリット

サプリメントのメリット

サプリメントのメリットは、何といってもその手軽さにあります。毎日バランスのとれた食事をすることで栄養素を摂るのが理想的ではありますが、それを実践するのはなかなか難しいのが現代社会に生きる私たちの実情です。飽食の時代と言われている現代では、過食したり栄養素が偏ったりしてしまいがち。そこでサプリメントを利用すれば、足りない栄養素を手軽に補給できることになります。

また、ベジタリアンや食物アレルギーなどの理由があって特定の食品を避けている人も、そのことによって抜け落ちてしまう栄養素をサプリメントで補うことができます。

サプリメントであれば必要な栄養素だけを摂取できるので、余分なカロリーを摂らずに済みます。

サプリメントのデメリット

サプリメントは薬ではないので、すぐに体調に変化が出るわけではありません。したがって長期的に服用することになりますが、そのように外的手段に頼っていると、体が本来持っている機能や能力が衰えてしまうことが考えられます。

さらに、栄養素の「摂り過ぎ」の心配もあります。ビタミンやミネラルを摂りすぎると、大腸を通じて排出したり、肝臓で分解して排出したりしなければなりません。そうすると、内臓に余計なストレスをかけることになります。それだけではなく、マグネシウムを摂り過ぎると吐き気がしたり、プエラリアを摂り過ぎることで女性ホルモンが乱れたりと、さまざまな健康被害に遭うことも。服用中の薬との相互作用も深刻な問題を引き起こす恐れがあります。