サプリメントはあくまでも補うもの
サプリメントは、普段の生活では補いきれない栄養素がある場合に付加的に利用するものです。サプリメントさえのんでいれば健康的な生活が送れるのかといえば、そうではありません。咀嚼することは単に食べ物を噛み砕くだけでなく、唾液を分泌することで消化器官や脳への刺激などさまざまな効果があります。サプリメントに頼った生活をすると、咀嚼しないことやサプリメントを摂り過ぎることによる弊害が起こり得るのです。
サプリメントとうまく付き合う方法
成分表示を確認する
サプリメントを服用する際には、まずは自分の生活の中で不足している栄養素を見極めます。その上で、サプリメントの成分表示や原材料を確認しましょう。現在服用中の薬や別のサプリメントがあれば、同時に摂取することで薬への影響がないか、重複する成分がないかをチェックしてください。栄養成分によっては、過剰摂取による健康被害もあるので要注意です。重複していない場合でも、ひとつの商品に含まれる成分の量が多すぎるということもあるので、成分の含有量についても注意が必要です。
服用しているサプリメントの記録をとる
お薬手帳のようにサプリメントの記録をとると、万が一体調に異変が起こった場合に役立ちます。サプリメントの商品名とメーカー名、いつどれだけの量を摂取したか、体調の変化などを記録しておき、病院を受診する際に持って行きましょう。体に悪影響を及ぼした原因物質を突き止めることが可能になります。