足がよくつる人には、どのような原因があるのでしょうか。今回は、マグネシウム不足によって、足がつりやすくなる理由と、その予防策などについて解説します。

足がつってしまう原因とは

マグネシウムなどのミネラル不足

足がよくつる原因の一つに、マグネシウムを含むミネラルが、体内で不足していることがあげられます。ミネラルには、筋肉や神経の働きを調整する働きがあります。特にカルシウムは筋肉の収縮、マグネシウムは筋肉の弛緩という役割があり、2つで相互に筋肉に作用します。そのため、ミネラルが不足すると、筋肉の正常な働きが阻害され、筋肉が収縮したり痙攣したりすることで、足がつってしまうのです。

身体の冷え

体の冷えによる血行不良も、足がつる原因になります。血行不良になると、ミネラルが全身に行きわたらなくなってしまい、結果的にミネラル不足となってしまうのです。特に女性は冷え症の人が多いので、足元が冷たくならないよう注意しましょう。

その他の理由

筋肉の疲労も、足がつる原因の一つです。急に走ったり、過度な運動をしたりすると足がつるのはこのためです。運動をする前に、よくストレッチをしておくことで、防止することができます。

足がつらないための予防策

ミネラルを補給する

マグネシウムなどのミネラルが体内に不足していることが原因の場合は、ミネラルの補給が必要です。ミネラルは、発汗や排泄で、その多くが体外に流出してしまいます。そのため、運動後はもちろん、食事などで毎日補給することが重要です。手軽にミネラルを補給できる、サプリメントなどを活用しましょう。

冷えを予防する

足がよくつる人は足元が冷えていないか、注意しましょう。日ごろから、軽い運動をしたり、お風呂にしっかり浸かって体を温めたりすることで予防できます。