糖質と炭水化物の違い

糖質とは、炭水化物を構成する栄養素の一つです。体や脳のエネルギーとなります。炭水化物はこの糖質と、食物繊維が合わさったもののことをいいます。炭水化物をとると体の中で糖質と食物繊維に分解され、糖質はエネルギーになり(前章参照)、食物繊維は吸収されずに腸に残って働きます。

糖質の種類

炭水化物に含まれる糖質にはいろいろな種類があり、食品によってどんな糖質が含まれているのかが違ってきます。

単糖類二糖類多糖類
・ブドウ糖
・果糖
・砂糖
・ショ糖
・乳糖 など
・でんぷん
・グリコーゲン
ご飯、パン、麺類、果物、はちみつなどに多く含まれます。ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源です。砂糖や、それを使った甘いお菓子・飲み物などに多く含まれます。ご飯、パン、麺類、芋類などに多く含まれます。グリコーゲンは動物でんぷんとも呼ばれ、貝類などに多く含まれます。

ダイエット中の炭水化物・糖質の摂取量は?

低炭水化物ダイエットや糖質オフダイエットをしている時に適した糖質量には個人差があり、○gと決まっているわけではありません。ただ、無理のない目安としては、1日80~120gの糖質量が望ましいとされています。これをご飯に換算すると、茶碗1杯~茶碗少なめ2杯分程度です。この量を自分のライフスタイルに合わせて3食に振り分けるのがおすすめです。低炭水化物・低糖質で不足しがちな食物繊維も、意識してとるようにしましょう。

摂取量の目安参照:ライザップ