ビタミンDの摂取方法は?
ビタミンDは、食事での摂取と日光からの生成という、2種類の方法での摂取が可能なビタミンです。
食事からビタミンDを摂取する場合
ビタミンDが多く含まれる食品
食品名 | 成分量 100gあたりμg |
きのこ類/(きくらげ類)/あらげきくらげ/乾 | 128.5 |
魚介類/(かつお類)/加工品/塩辛 | 120 |
魚介類/あんこう/きも、生 | 110 |
魚介類/(いわし類)/しらす干し/半乾燥品 | 61 |
魚介類/いかなご/煮干し | 54 |
魚介類/(さけ・ます類)/しろさけ/イクラ | 44 |
魚介類/(さけ・ます類)/べにざけ/焼き | 38.4 |
魚介類/(かじき類)/くろかじき/生 | 38 |
きのこ類/(きくらげ類)/あらげきくらげ/油いため | 37.7 |
魚介類/(かつお類)/加工品/なまり節 | 21 |
魚介類/(いわし類)/缶詰/味付け | 20 |
油脂類/(マーガリン類)/ソフトタイプマーガリン/家庭用 | 11.2 |
卵類/鶏卵/卵黄/ゆで | 5.9 |
乳類/(液状乳類)/普通牛乳 | 0.3 |
参照:食品成分データーベース
ビタミンDは主に脂身の多い魚やきのこ類、卵黄や牛乳(乳製品)などに含まれています。逆に、豆類や穀物(玄米など)には、ビタミンDはほとんど含まれません。
きのこ類の中でははきくらげの他に、まいたけ、エリンギが特に多くビタミンDを含んでいます。
おすすめの調理方法
ビタミンDは脂溶性ビタミンといって、油に溶けやすい性質を持っています。そのため、油で炒める、ドレッシングにはノンオイルではなく、油が使われているものを選ぶなど、油と一緒に摂ることでより吸収されやすくなります。
逆に、揚げ油にビタミンDが溶け出してしまうため、ビタミンDの摂取を目的とする場合は素揚げはあまりお勧めできません。揚げ物の場合、天ぷらなど衣のある、食品が直接油に触れない調理法を選ぶようにしましょう。