ビタミンAを多く含む食べ物
ビタミンAは主に動物性の食品に含まれます。また、体内でレチノールに変換されるβ-カロテンなどは、主に色の濃い野菜に含まれています。
レチノール活性当量が多い食品
食品名 | 成分量 100gあたりμg |
にわとり(肝臓/生) | 14000 |
ぶた(肝臓/生) | 13000 |
あんこう(きも、生) | 8300 |
あゆ養殖(内臓、焼き) | 6000 |
ぶた(レバーソーセージ) | 2800 |
味付けのり | 2700 |
ほたるいか(ゆで) | 1900 |
ぎんだら(水煮) | 1800 |
うなぎ(かば焼) | 1500 |
うし(肝臓/生) | 1100 |
フォアグラ(ゆで) | 1000 |
にんじん(油いため) | 1000 |
あなご(蒸し) | 890 |
青汁(ケール) | 860 |
モロヘイヤ(茎葉、生) | 840 |
食塩不使用バター | 790 |
乾燥わかめ | 710 |
しろさけ(すじこ) | 670 |
乾燥卵黄 | 630 |
ほうれんそう(葉、通年平均、油いため) | 630 |
乳児用調製粉乳 | 560 |
モロヘイヤ(茎葉、ゆで) | 550 |
ドライマンゴー | 500 |
参照:食品成分データーベース
食品から上手に摂るコツは?
ビタミンAは脂溶性の為、油と摂取するとより効率よく摂取出来ます。成分量の多いものは動物性食品の内臓が多いですが、にんじんやほうれんそうなど、β-カロテンからの摂取を意識する場合はなるべく油でいためるようにしましょう。
また、脂溶性ビタミンの為過剰摂取してしまうと、過剰分が体内に蓄積されてしまいます。野菜からの摂取であれば上限を意識しなくてもいいのですが、とり、豚、牛のレバー類や魚の肝、うなぎなどを好んでよく食べる場合は注意が必要です。
特に妊娠中は過剰摂取にならないよう気を付けましょう。但し、全く摂らないのも問題です。妊娠初期などで特に上限が気になる時期は、内臓類を避け、β-カロテンが豊富なにんじん等からの摂取を意識するといいでしょう。