炭水化物とは?
私たちの身近な存在でありながら、意外と知られていない“炭水化物”の知識。何に含まれているのか、どんな働きをするのか、どうして太ると言われているのか?詳しく学んでいきましょう!
何に含まれている?
ご飯、パン、麺類など、主食になるものに多く含まれます。また芋類やお酒、砂糖や小麦粉を使ったお菓子やスイーツも、高炭水化物食品です。これらよりは少ないですが、野菜や果物、調味料や加工品などにも含まれています。
炭水化物は3大栄養素の一つ
炭水化物は人間が生きていくために必要とされる3大栄養素の一つです(ちなみに他の2つは脂質とたんぱく質)。体や脳を動かすための重要なエネルギー源になります。不足すると、頭がボーっとする、疲れやすくなる、手の震えなど…様々な不調が現れやすくなります。
食べ過ぎると太るのはなぜ?
炭水化物を食べると、血液中の糖分(血糖値)が上がります。この糖が、膵臓から分泌されるインスリンによって筋肉、脳、臓器などに運ばれ、エネルギーとして使われます。ところが炭水化物をとり過ぎて血糖値が急激に上がると、糖は筋肉などの組織に運びきれずに余ってしまいます。余った糖は、次のエネルギー不足に備えて脂肪として蓄えられます。これが炭水化物によって太るメカニズムです。
糖質や糖類とは?
上記で挙げたような、ご飯、パン、芋類などの炭水化物を減らすダイエット法に“糖質オフ”がありますね。この糖質と炭水化物、呼び方が違うだけだと思っていませんか?実はこの2つには少し違いがあるんです。糖質とはどのようなものなのか、チェックしていきましょう。